中遠広域事務組合議会、異例の夜の全員協議会開催

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中遠広域事務組合議会の全員協議会を異例となる夜6時から開催されました。
中遠広域事務組合議会、異例の夜の全員協議会開催 これは、来年度の予算に関わることから最終処分のあり方についての方針を早期に首長間で取りまとめ、各市町の12月議会前に示すことを求めた先の10月議会全員協議会「一般廃棄物最終処分のあり方」の報告においての議員から申し入れに基づくものです。
10月5日の組合全員協議会の後、統一した方針を示すため、首長会議を3回開催し、協議をして頂きました。当初は磐田市長と袋井市長・森町長との間では、この問題の認識・意見の相違・隔たりから難航したと聞いておりますが、袋井・森側がデータを示し一宮処分場の延長と、磐田市の応分の負担を強く求め、どうにか合意に至ったと聞いております。
 合意事項は次の通りです。、
⓵一宮最終処分場について
◇令和8年12月まで埋め立て埋立て期限を延長できるよう、今後地元と調整に入る。
◇処分場に造る堰堤は、第一堰堤のみとする。
◇今後もコストを意識しながら運営する。
②磐田市の焼却灰の一宮最終処分場への搬入について
◇令和3年4月~令和6年12月まで、焼却灰の全搬出量の概ね半分を一宮最終処分場へ搬入埋立て処分する。というものです。

 今年度予算には第一堰堤の設計費が計上されていて、第一堰堤の高さ2.5mまで埋め立てをし、その後1.2mの覆土を行い、地元にお返しし利活用されることになります。当初の計画では第一堰堤と同じ高さ2.5mの第2堰堤を建設する計画でしたが、コストが掛かることからそれは取りやめとなりました。
延長せず、そのまま返されたら土を買って埋立てをするという無駄なことをしなくてはなりませんでしたが、後利用しやすい平らな状況で終了できる目途が立ちました。

この問題は、磐田市が次期処分場建設を断念した、磐田クリーンセンターの灰溶融炉の性能に問題があり、溶融飛灰の引き取り手がない、コストが掛かるなどの理由から運転できず、リサイクル率が低いから民間に委託し溶融処理したいという磐田市の身勝手から出てきた問題で、磐田市長に振り回されてきました。

私は、組合議員4名を代表してはこの間、市長をはじめ市当局、また森町長、森選出議員とも意見調整を重ねこの問題にあたってきました。十分満足できる合意内容ではありませんでしたが、どうにか合意に至ることができ、安堵しております。

 



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