現病院施設利活用、医療部門を聖隷事業団に委託。

カテゴリー │議会活動

 8月29日午前、現市民病院利活用特別委員会が開催されました。このなかで市から医療部門の運営委託先を社会福祉法人の聖隷福祉事業団にするとの方針が示され、了承されました。内容は、土地施設を無償で貸与、主に西病棟を活用し一般病床50床、療養病床50床、回復期リハビリテーション病床50床、あわせて150床を開設するほか、総合内科外来とリハビリ外来を開設するというものです。医療スタッフの確保等準備をすすめながら1病棟ごと順次開設すすめ平成28年にはすべて開設の見込みとなっています。 運営は公設民営方式とし、指定管理者制度でお願いすることとしており、運営の赤字分を市が補填することとなり、上限は2億円としています。また効率性の観点から西病棟の増築も計画しており、その費用についても10年間の均等払いで補助するとしています。
 市長は、新病院への繰り出し金(6億程度と見込む)とあわせても、現在の8億7千万円(市民一人当たり1万円)のなかにおさまり問題はないとの発言がありました。
 聖隷事業団の進出についてはその実績評価もあって市民の期待も大変大きいものがあります。いずれにせよ、病院統合で急性期については新病院が受け持ち、その後方病院としての役割を担うとともに、市内に1次医療施設が少なく市民に医療サービス提供への不安があるなか、それを補う上でも大きな力を発揮していただけると思っています。新病院開設にあたって市内での医療サービス提供が後退しないよう求め、現病院施設の活用をもとめてきた私としても大変嬉しく、現実に一つクリアできた達成感もあります。 その他に、保健・医療・介護構想に基づく6センター機能(案)、病院の利活用で移転利用を検討している保健・福祉施設(案)の報告がありました。



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この記事へのコメント
聖隷なら実績もあり安心です、
よろしくお願いいたします、
Posted by alex at 2011年08月29日 20:05
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現病院施設利活用、医療部門を聖隷事業団に委託。
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