大場規之新袋井市長の所信表明に違和感

カテゴリー │議会活動

 6月市議会定例会初日の6月7日、大場規之新袋井市長の所信表明を行いました。原田前市長が進めてきた「日本一健康文化都市」実現の取り組みを継承するとし、「全ての人々が幸せで笑顔でいられる街であることを実感できるよう、全身全霊で取り組んでいく」と述べました。
 主要取り組み項目に、産業・経済、子育て・教育、健康・福祉、安全・安心、文化・スポーツ、市役所機能の6つの項目をあげ、それぞれにスマイル!の冠を付けているが意味が伝わらず疑問。
 大場市長は選挙選で「スマイルシティふくろい」を呼びかけました。「笑顔」には幸せを感じた際にそれを周囲と共有する力だけでなく、困難な時に心に余裕を生み、前を向いて歩みを進める力がある。市民一人一人が安心して将来に希望をもって、日々暮らすことができているかどうかの一つのバロメーターが笑顔であるとの説明もありました。 しかし、「スマイル」という言葉がが市民にそうした認識を持って受け入れられるか疑問に感じます。
 所要項目の取り組み内容が具体性に乏しすぎる。
 産業・経済では、市長によるトップセールス、「ふくろい産業イノベーションセンター」における中小企業支援、農業ではICTを活用した生産性向上、観光資源として新たに「海」の活用など。 教育・子育てではICTを活用した教育の推進と、保育需要高まりへの対応など。健康・福祉では、健康寿命日本一を目指しまずは健康寿命県内1位を目指して取り組む。安全・安心では、地域防災訓練を実践的で効果の高い訓練を実施するなど。文化・スポーツでは、中学校の休日部活動の段階的な地域移行に向けての外部指導員の確保など。市役所機能では、浅羽支所の利活用など。それぞれ取り上げておりますが、ICTへの過度な期待やそのどれも説明が不十分であり具体策に乏しくその実現が危ぶまれます。
 大場市長が現場をしっかり把握しより具体的な提案発言をすることを望みます。



 



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