袋井市の保育所待機児童数と今後の解消対策

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令和2年4月1日現在袋井市の保育所等利用児童数は33人
1 現状
 袋井市は、定住人口の増加や若年層、特に子育て世代が住みやすいまちづくりを進めており、保育所等の待機児童数ゼロを目指して法人等の支援を行うなど、保育所の定員の拡大に努めてきました。
平成31年4月の待機児童数は58人と県内市町で最多と不名誉な結果でした。令和元年度には、小規模保育施設3園の新設・移行支援を行い38人の定員増を、また袋井南幼稚園の認定子ども園化と袋井南保育所の定員拡大により72人の定員増を行い、合わせて110人の定員を拡大しました。
 しかし、核家族世帯の増加や女性の社会進出、また幼児教育・保育の無償化などにより保育需要の高まりによって保育所申込者が更に増加しました。
 結果、令和2年4月1日現在の待機児童数は、昨年より25人減少しものの33人となりました。
保護者が育児休業から復帰する時期にあたる1・2歳児の待機児童数が依然として30人を占めている状況です。今後は、第2期袋井市子ども・子育て支援事業計画に基づき、保育定員の拡大に努め、待機児童の早期解消を目指すとしています。

      H31.4月R2.4月
乳幼児人口4,999人4,839人
保育所定員1,558人1,662人
待機児童数58人33人
歳児別待機児童数
  H31.4 R2.4比較
5歳児  0    0    0
4歳児  0    0    0
3歳児  5    2  ▲3
小計①  5    2  ▲3
2歳児  7   14   7
1歳児 44  16 ▲28
0歳児  2    1  ▲1
小計② 53   31 ▲22
待機児童数5833 ▲25
2 今後の予定
 第2期袋井市子ども・子育て支援事業計画に基づき、待機児童数にカウントされず保育所に入所できていない児童が178人いることを考慮し、保育定員をさらに拡大し待機児童の早期解消を目指す。
※待機児童にカウントされず保育所に入所できていない児童の内訳
 特定の保育園等を希望している児童    117人
 認証保育所を利用している児童        18人
 幼稚園の預かり保育を利用している児童   18人
 企業主導型保育事業を利用している児童   17人
 保護者が育児休業中の児童           8人
                         計  178人
1)令和2年度中の整備による確保定員数
・公立の認定子ども園化を進めるとともに、民間法人による認可保育所数や小規模保育施設の新設を支援する。

(2)袋井南認定子ども園整備による確保定員数
・令和4年4月の開園に向け、今後、社会福祉法人天竜厚生会が造成工事や実施設計を進め、本年度末には建設工事に着手していく。

(3)他の公立幼稚園についても、延長預かり保育の実施園を候補とし、財政事情や地域性などを考慮し、認定子ども園化を検討していく。




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