2016年07月22日09:15

7月21日、袋井市森町議員研修会が開かれました。今回は三重県地方自治研究センター上席研究員兼事務局長の高沖秀宣氏が「第2段階に入った議会改革の進展と議会の信頼をどう確保するか」との演題で講演を行いました。
講師の高沖氏は、三重県庁で議会事務局長などを歴任。2006年都道府県初の議会基本条例の策定事務を担当した他、議会改革にも取り組みました。
講演では、北海道の栗山町で議会基本条例ができて10年が経過、全国で800の議会で条例を制定した。これからが第2段階となる。これからの議会は、通年制議会を志向し、首町との政策競争を目指すべき。その中で議会に予算提案権の付与も考えられる。
袋井市議会の議会基本条例を引き合いに出しながら、二元代表制を追求し監視評価機能だけでなく、政策立案機能を発揮すべき。議員定数削減・議員報酬減額は議会改革ではない。地域民主主義の問題として住民とともに考えていくべき。議会は予算修正しているか。決算審査は翌年度予算に反映しているか。政策提案・提言を行っているか。政務活動費は主として調査研究に使うべき。などどれも当然のことですが、条例を制定しただけに終わっている袋井市議会には耳の痛いお話でした。
これからは、議会基本条例を活かしいかに内容のある議会活動に取り組んでいくのか、議会の活動内容と議員の質がより問われる時代となります。私もさらに精進していきます。
三重県地方自治研究センター研究員高沖秀宣氏が講演。≫
カテゴリー │議会活動
7月21日、袋井市森町議員研修会が開かれました。今回は三重県地方自治研究センター上席研究員兼事務局長の高沖秀宣氏が「第2段階に入った議会改革の進展と議会の信頼をどう確保するか」との演題で講演を行いました。
講師の高沖氏は、三重県庁で議会事務局長などを歴任。2006年都道府県初の議会基本条例の策定事務を担当した他、議会改革にも取り組みました。
講演では、北海道の栗山町で議会基本条例ができて10年が経過、全国で800の議会で条例を制定した。これからが第2段階となる。これからの議会は、通年制議会を志向し、首町との政策競争を目指すべき。その中で議会に予算提案権の付与も考えられる。
袋井市議会の議会基本条例を引き合いに出しながら、二元代表制を追求し監視評価機能だけでなく、政策立案機能を発揮すべき。議員定数削減・議員報酬減額は議会改革ではない。地域民主主義の問題として住民とともに考えていくべき。議会は予算修正しているか。決算審査は翌年度予算に反映しているか。政策提案・提言を行っているか。政務活動費は主として調査研究に使うべき。などどれも当然のことですが、条例を制定しただけに終わっている袋井市議会には耳の痛いお話でした。
これからは、議会基本条例を活かしいかに内容のある議会活動に取り組んでいくのか、議会の活動内容と議員の質がより問われる時代となります。私もさらに精進していきます。
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