袋井市静岡モデル防潮堤整備事業利活用基本計画

カテゴリー │議会活動

 2月5日市技官全員協議会で報告された内容を紹介します。 
袋井市静岡モデル防潮堤整備事業は、
 浅羽海岸(東西5350m)防災林の自転車道と二線堤との間の窪地を、津波を防ぐ標高12mまで盛土する計画です。そのため枯れた防災林を伐採し、盛土終了後に防災林の再生(植樹)を行い、飛砂や潮害の防止を図ります。
整備された防災林は公園(保険休養機能)とし、市民の憩いの場、潤いと安らぎの場とするとしています。
 この事業は県と市との共同事業で、市は延長5350m、盛土量120万㎥の盛土工事を担当します。整備期間は概ね15年間、概算工事費は約15億円(流用土を活用した場合)と見込んでいます。
計画策定の目的は
 現在の海岸を望む景観豊かな自然環境等を活かしながら、訪れた人に潤いや安らぎをもたらす景観や保険休養の場、交流の場、憩いの場を提供する。 その機能を適切に保全し、さらに新しい機能を創出するなど、利活用の方針を定めます。
防潮堤利活用(公園機能)のコンセプトは
1.パートナーシップで築く未来〝みんなで創る袋井幸浦の丘〃、
2.里浜の魅力を最大限活用する景勝地〝自然あふれる袋井幸浦の丘〃、
3.心と体の健康を育む自然体験型空間〝遊んで学べる袋井幸浦の丘〃です。
袋井幸浦の丘プロジェクトの検討事項は
 保全事業では、植樹や植林、海浜食物の保護育成、ウミガメの保護。
 維持管理では、防災林等の管理、車の乗り入れ規制、ボランティアの育成、休養施設の維持管理。
 イベントでは、地引網、ウォーキング、海の自然体験、浜辺の生態観測。などをあげ、地域や関係機関と連携して推進するとしています。
※ この構想は合併時計画された海浜公園構想に代わるものであり、海岸や防潮堤を公園として一体に利活用できる工夫が求められます。管理や保全は市民との協働も大事ですが、市は市民の利用を保障する駐車場や管理施設の整備などに責任を持つことが必要です。



同じカテゴリー(議会活動)の記事

 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
袋井市静岡モデル防潮堤整備事業利活用基本計画
    コメント(0)