袋井市議会姉妹・友好都市表敬訪問。

カテゴリー │議会活動

袋井市議会姉妹・友好都市表敬訪問。奈良井宿の町並み
 8月4日5日と袋井市議会は姉妹都市・友好都市訪問を行ないました。
 4日は山梨県北杜市を訪問しました。北杜市は人口46,968人、面積は602平方km。山梨県北西部に位置し、平成の大合併で8自治体が合併してできた市です。
 ここでは、農業生産法人誘致について伺い、現地視察を行ないました。北杜市は東京から約100km圏内と交通利便性がよく、標高500m以上の中山間地域で日照条件もよく、夏場も冷涼ということで企業にとって魅力がある場所とのことでした。荒廃した農地を再整備し、農業法人の誘致を政策的に進めており、これまでに9法人が進出しています。進出している2社を視察しました。
株式会社明野九州屋ファーム

袋井市議会姉妹・友好都市表敬訪問。

 スパーマーケットで野菜果物を扱う専門店である九州屋が作った大規模な施設でトマト生産を行なっていました。33,000㎡の敷地に管理棟とあわせ21,000㎡の水耕溶液栽培のハウスを建設、年間600トンのトマトを生産する計画です。事業費は5億1666万円そのうち国庫補助を2億5833万円も受けています。


株式会社ドームファーム北杜

袋井市議会姉妹・友好都市表敬訪問。

 9haの敷地に700㎡のドームハウス40棟を整備し、リーフレタスの水耕栽培を行なっています。栽培は環境制御をコンピューターで行い、施設内部には20mの円形栽培水槽が設置され、円形水槽の内側に植えられた苗が自動的に外側に押し出され外側で収穫するシステムとなっています。事業費は15億2001万円、そのうち国補助(産地再生関連施設整備事業)7億2381万円も受けています。
 どちらもすばらしい先進的施設で感心しましたが、一方国が多額の補助金を企業に交付することに疑問も感じました。


  
 5日は長野県塩尻市を訪問しました。塩尻市は人口67,670人、面積290平方km。平成5年に楢川村を編入しました。市役所で議会基本条例制定などの議会運営、議会改革について研修を行いました。塩尻市議会は、平成23年1月に議会基本条例を施行、議長選挙に所信表明を取り入れ、議会報告会もこれまでに23年から25年までに24回の議会報告会を実施、今年度も4回の報告会を実施するなど、議員が一緒になって議会改革に取り組んでおり大変勉強になりました。

袋井市議会姉妹・友好都市表敬訪問。
 その後、林業再生と再生可能エネルギー利用の先進的モデル事業である「信州F・パワープロジェクト」の製材・木材加工工場など施設建設をしている現地視察を行ないました。
 県の事業ですが、用地は市有地19haを提供、ここに県算出の木材の加工施設と、間伐材などを燃料に毎時1万kwの発電を行なう木質バイオマス発電施設を建設する計画で総事業費は約19億円です。ペレット燃料の生産・供給も行なう計画ですが、自然エネルギー活用が進めるためにはこうした施設が各地につくる必要があります。
 




同じカテゴリー(議会活動)の記事

 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
袋井市議会姉妹・友好都市表敬訪問。
    コメント(0)