消防職員の定数増員へ

カテゴリー │議会活動

 10月18日、袋井市森町広域行政組合の10月定例会が開催されました。主な内容は23年度決算の認定です。
平成24年度組合会計補正予算第2号 歳入歳出にそれぞれ5230万円追加、総額28億1630万円とするものです。主な理由は23年度決算により繰越金5266万円余が確定し、各事業ごとに財政調整基金に積み立てます。
平成23年度組合会計決算 歳入は30億8996万円余で、前年度対比115.2%。その内分担金が81%を占め、袋井市の負担は19億5978万円余です。
 歳出は30億2029万円余で、前年度対比114.9%。支出済み額の構成比では消防費46.7%、衛生費32.8%、公債費19.5%の順となりました。23年度支出の主な特徴は中遠クリーンセンターの運営を単年度の包括的委託を実施したこと、24年4月から運用開始した中東遠地域消防指令センターの施設整備事業へ負担金3億34万円余を拠出したことなどです。
組合火災予防条例の一部改正 電気自動車が増え、急速充電設備が規制の対象となり、位置や構造、管理規定などを設けるものです。
 採決結果はいずれも全員賛成で可決となりました。
本会議終了後全員協議会を開催し、袋井市森町広域消防職員の定数管理について協議。当局から現行条例定数119人(実数112人)を4人純増させ123人としたいとの提案がありました。理由は26年4月開署予定の山梨分遣所の配置人員を2係10名とし、増員分の先行採用が必要というものです。組合は17年度に条例を改正し定数を119人としながらその充足を怠っていました。理由は消防広域化や共同指令センターの開設で余剰人員が発生するとのことでした。行革を優先し、消防現場の充実を軽視する姿勢は問題があります。
 その他、今年度から長期包括的委託を実施した中遠クリーンセンターのモニタリング結果の報告、山梨分遣所建設事業の進捗状況の報告があり、基本設計の案が示されました。今後地元説明会を開催し、25年6月に工事着手、26年4月に開署の予定です。新病院開設に合わせ救急体制強化の一環として出された計画ですが、1年遅れの開設予定となりました。



同じカテゴリー(議会活動)の記事

 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
消防職員の定数増員へ
    コメント(0)