静岡県市町議員研修会、須田慎一郎氏の講演。

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静岡県市町議員研修会、須田慎一郎氏の講演。
 8月6日、グランシップで毎年恒例の静岡県市町議会議員研修会か開催され、全県から議員が集まりました。毎年著名な講師を招いていますが、今回は経済ジャーナリストの須田慎一郎氏でした。氏は経済史の記者を経てフリーのジャーナリストとなり、TVタックルなどテレビ等に多く出演しています。今回の講演テーマは、「取材現場から見た政治経済の裏側~今何が起こっているのか~」と題して講演を行いました。
「 野田内閣の不信任決議など今週の政局は動きが激しい山場だろう。9月10月には総選挙もありえる。ねじれが解消されれば次の政権は4年は続くだろう。」
 「世界経済を見れば、インド経済はスタグフレーションで危機的状況、インド経済は失速するだろう。中国経済も、横ばい下降気味でこれまでのような経済成長は期待できない。新興国もブレーキがかかっている。日本は輸出産業が6割を占め、影響は必至、暗雲が立ち込めている。」 
「 しかし日本経済は非常についている。これから3年間は復興特需が生活用品購買など個人消費に波及していくだろう。しかし、これはカンフル剤でしかない。」
 「2015年はよくなる材料がない。財政危機の制約、国の借金は結局は税金でしか返せない。内需主導型にしてどう持続的拡大を図るか。それには自動車、家電、機会中心の産業から産業構造の転換を図るしかない。国の全面的なバックアップが必要。」ざっとこんなお話だったか。
 やはり現状の中で動いているジャーナリスト、思考はやはり現状追認、現状にとらわれて真実を見られない限界も。マスコミを含め本格的な思考の転換が必要ではと感じました。



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