諫早干拓事業の現場は。

カテゴリー │袋井市農業委員会

 2月23日から2泊3日で長崎・熊本へ農業委員会メンバーで卒業旅行に行ってきました。行程の中では、長崎県諫早市の干拓事業の現場の視察も行いました。長く争われた裁判で排水門の開門調査が実施が確定しており、地元農業者はその影響に不安を感じています。干拓地では新たに681ヘクタールの農地が造成され、平成20年4月より本格的な営農を開始、主に野菜の生産が行なわれています。1区画の面積は6ヘクタールと大変大きく、そこでは41経営体、平均で16haを耕作しています。玉ねぎやジャガイモ、キャベツなどや牧草、一部には施設園芸でトマトなどの生産が行なわれていました。
 国県がすすめてた大型公共事業により振り回されてきた漁業者・農民双方ともが被害者であり現場の関係者の苦悩は計り知れません。
諫早干拓事業の現場は。全長7kmの潮受堤防、左が約2600haの調整池、右が有明海。調整池が濁っているのがわかる。
諫早干拓事業の現場は。干拓地のキャベツ畑



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