垣田達哉(消費者問題研究所代表)の講演。

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垣田達哉(消費者問題研究所代表)の講演。
 10月26日。磐田地区農業委員会協議会研修会が袋井総合センターで開催されました。今回の講演の講師は「TVタックル」「はなまるマーケット」「世界一受けたい授業」などテレビも多数出演されている消費者問題研究所代表の垣田達哉氏で、「農業者のためのコンプライアンス講座」と題して講演をいただきました。
 中国毒入ギョーザ事件は日本の警察のいい加減さを露呈した。製造過程だけの対策では防ぎようがない。食品の中国からの輸入はアメリカに次いで2番目で、輸入を止められたらレアアースの比ではなく多大な影響を受ける。中国とはけんかできない状況にある。
 問題が起きたら隠さないこと。そしてすぐ対処することが影響を最小限にできる。トヨタの社長がアメリカで追及されたのは「隠していたこと」の責任だ。
 事故米不正転売事件はコメ流通の農水省の管理のずさんさを明らかした。しかしこれによって来年度から「米のトレーサビりティ法」が施行される効果は大きい。伝票補完義務・米加工品や外食産業の原産地表示、これらによって国産米志向は更に高まるだろう。
 その他にも、消費者の感覚と法律に大きなズレがあることなどを事例を紹介しながらのお話など、興味深い話を多数聞かせてくれました。
 まとめは、コンプライアンス=法令遵守だけでなく、モラルに沿って誠実に事業取り組むこれが基本であると述べられた。
垣田達哉(消費者問題研究所代表)の講演。
  夜冷処理した我家の苺の現在の様子です。咲いた花もいくつかおさまっていて、これから2週間後ぐらいには収穫が始まりそうです。



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