2010年07月30日12:42

7月28日、袋井市森町議会議員研修会が開催されました。講師の渡辺氏は、県職員OBで現在は都留文科大学の教授も勤めています。氏は日本で最初の市民・NPO・行政・企業がパートナーシップを組むグランドワーク(環境改善活動)を出身地の三島市で始め、ドブ川となっていた源兵衛川の再生活動にとりくみました。その活動が、住民の意識改革、地域の活性化につながり大きな成果をあげており、各種の賞を受賞しています。今回の講演ではそうした実践活動の経験にとどまらず、広く世界の流れ、政治・地方自治のあり方に示唆を与える内容でした。
GW発祥の地イギリスでは、NPOが50万団体、労働人口の10%を雇用、5千億円規模の事業を実施しており、GNPの8%に相当するとのことでした。国なども年間200億円規模の基金投資をするなど、その活動を評価し、育成に力をいれています。政治風土の違い、寄付文化の根付いていないことなどもありますが、今後日本でも行政を補完する役割、地域との調整役などNPOの役割は益々重要になってきますし、今後その育成に力を入れていくこと、その手法を活かし学ぶことなどが必要と改めて感じました。
袋井市でも協働まちづくり事業などにも取り組んでいますが、地域づくりといった事業はまだまだです。今後幅広い分野での提案、実践がひろがり、市民の意識の変革につながることに期待しています。
グラウンドワーク三島事務局長渡辺豊博氏の講演を聞く≫
カテゴリー │議会活動

7月28日、袋井市森町議会議員研修会が開催されました。講師の渡辺氏は、県職員OBで現在は都留文科大学の教授も勤めています。氏は日本で最初の市民・NPO・行政・企業がパートナーシップを組むグランドワーク(環境改善活動)を出身地の三島市で始め、ドブ川となっていた源兵衛川の再生活動にとりくみました。その活動が、住民の意識改革、地域の活性化につながり大きな成果をあげており、各種の賞を受賞しています。今回の講演ではそうした実践活動の経験にとどまらず、広く世界の流れ、政治・地方自治のあり方に示唆を与える内容でした。
GW発祥の地イギリスでは、NPOが50万団体、労働人口の10%を雇用、5千億円規模の事業を実施しており、GNPの8%に相当するとのことでした。国なども年間200億円規模の基金投資をするなど、その活動を評価し、育成に力をいれています。政治風土の違い、寄付文化の根付いていないことなどもありますが、今後日本でも行政を補完する役割、地域との調整役などNPOの役割は益々重要になってきますし、今後その育成に力を入れていくこと、その手法を活かし学ぶことなどが必要と改めて感じました。
袋井市でも協働まちづくり事業などにも取り組んでいますが、地域づくりといった事業はまだまだです。今後幅広い分野での提案、実践がひろがり、市民の意識の変革につながることに期待しています。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。