岐阜県大垣市民病院を視察しました。

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袋井市議会新病院建設特別委員会視察報告②
今日は昨日の綾部市立病院に続いて視察で訪問した大垣市民病院の報告をします。
全国屈指の大規模病院、大垣市民病院

 岐阜県大垣市民病院を視察しました。
 大垣市立病院は診療科26科、病床数888床と全国10位といった大規模病院です。大垣市は人口16万人余ですが、西濃圏内2市4町40万人の中心病院となっており多くの患者が集まってきます。そのため全国トップクラスの忙しさとなっています。病院の規模が大きく手術数も全科的に多く、全国有数の症例数ということで多くの研修医が集まってきます。小児医療では24時間診療を受け持ち、出産・新生児医療では地域周産期母子医療センターに指定され、ハイリスク出産を引き受ける三次医療機関としての役割を担っています。156人の医師と研修医も31人と大変多く、まさしく三次医療を担って他の病院からの紹介患者も大変多く受診しています。がん診療の拠点病院の指定も受け、通院治療センターなども開設されています。とにかく大きな病院で、働いている人の総数は1333人、入院患者は1日平均764人、年間延べ27万人余、外来患者も1日平均2349人、年間延べ57万人と大変な数字です。こういう病院ですから純利益約10億円、利益剰余金約67億円、医業収支比率も約107%と全国有数の優良経営病院となっている一方混雑が常態化しているとのことでした。
 最先端の医療を担えば、医者も患者も集まるという典型的な例といえます。大変規模が大きいということは施設も増築増築を重ね、配置はわかりにくく、駐車場も不足しているなど患者のアメニティという点では課題も多いと感じました。
 
岐阜県大垣市民病院を視察しました。 外来通院でがんの治療が受けられる通院治療センター



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