2010年02月03日20:59
京都府の綾部市立病院を視察しました。≫
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新病院建設問題特別委員会視察報告①
2月2日京都府綾部市立病院、3日岐阜県大垣市民病院の視察を行いました。その内容を報告します。
平成21年度の「自治体立優良病院」受賞、平成4年度から16年連続経営黒字。その理由はどこに。
綾部市立病院は、206床、診療科目19科、経営は「財団法人綾部市医療公社」となっている。市内にライバル病院がなく、文字通り地域の拠点病院となっている。医師確保も京都府立医科大学の教育指定病院となっており、研修医の応募も多く、そのまま残っていただけるとのこと。ほとんどの医師が市内に居住し、当直医からの応援要請にこたえる体制をしいている。
鴻巣院長は「一番の要因はいかに医師のモチベーションを保つか、そのためにやりたいことをやれる体制をつくる、投資もできる限りするなど環境を整えること。」とお話され、研修医については学生の教育実習の折からできる限りの指導体制をとって好印象をもってもらえるよう努めている。看護師も充足していて働きやすい環境にあるため離職率が大変少ない。また職員の教育・研修にも力をいれていて、毎週早朝カンファレンスなど多様な研修活動を展開、医局は一つの大部屋で他の診療科との情報交換もスムーズになっているいるとのことでした。
現在医師数は研修医を入れて44人、「これくらいが人もわかってちょうどいい」というように、こうした院長を中心によくまとまった体制が病院の経営を良くしている理由と思いました。 施設の見学もさせていただきましたが、特に産科は妊婦に優しい最新鋭の設備が導入されていて、圏外からの入院も多く、年間400件余の分娩件数となっているとのことで大変参考になりました。
2月2日京都府綾部市立病院、3日岐阜県大垣市民病院の視察を行いました。その内容を報告します。
平成21年度の「自治体立優良病院」受賞、平成4年度から16年連続経営黒字。その理由はどこに。
鴻巣院長は「一番の要因はいかに医師のモチベーションを保つか、そのためにやりたいことをやれる体制をつくる、投資もできる限りするなど環境を整えること。」とお話され、研修医については学生の教育実習の折からできる限りの指導体制をとって好印象をもってもらえるよう努めている。看護師も充足していて働きやすい環境にあるため離職率が大変少ない。また職員の教育・研修にも力をいれていて、毎週早朝カンファレンスなど多様な研修活動を展開、医局は一つの大部屋で他の診療科との情報交換もスムーズになっているいるとのことでした。
現在医師数は研修医を入れて44人、「これくらいが人もわかってちょうどいい」というように、こうした院長を中心によくまとまった体制が病院の経営を良くしている理由と思いました。 施設の見学もさせていただきましたが、特に産科は妊婦に優しい最新鋭の設備が導入されていて、圏外からの入院も多く、年間400件余の分娩件数となっているとのことで大変参考になりました。
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