全国初の公契約条例を制定した野田市。

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会派視察研修報告②
全国初の公契約条例を制定した野田市。 
 野田市役所内の様子
 千葉県野田市は県の北西部に位置し、三方を河川に囲まれた人口15万人余の市で、キッコーマン醤油の発祥の地として有名です。ここで「官製ワーキングプア」をつくらせない取組みの成果である全国初の公契約条例制定の経緯と運用の問題点や課題について伺いました
 公契約条例とはー 自治体で働く臨時職員が低賃金を強いられ、低価格入札によって公共工事や公共サービスを受注した企業で働く労働者が低賃金で苦しんでいます。これを解決しようというのが公契約(公的機関と受注した事業者との契約)に生活できる賃金など、人間らしく働くことのできる労働条件を確保する法律・条例を制定を制定しようという運動が広がっています。
 野田市では、平成17年に根本市長が市長会に提案し国に公契約の制定を求める要望書を提出、議会でも意見書の決議が行われました。根本市長は本来国で取り組むべき課題だが進まないなら市独自で条例を制定し全国の先例にしようと指示を出し、09年9月議会で提案、成立し、今年2月から運用となります。
 全国初ということで先例もなく条例化には苦労したそうで、これからも実効を伴なうものにするために具体的取り組みが必要で、実践の中で検証し経験を広げたいとしています。詳しくはHPにニュースとして掲載します。そちらもご覧下さい。



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