議会運営委員会視察で藤沢市・会津若松市を訪問。

カテゴリー │議会活動

議会運営委員会視察研修報告
 私髙橋は、1月9日神奈川県藤沢市議会、10日福島県会津若松市議会への視察研修に参加しました。
神奈川県藤沢市
議会運営委員会視察で藤沢市・会津若松市を訪問。 










平成29年建築庁舎、9回には市民ロビー、展望デッキがあり、多くの市民が利用していた。
議会運営委員会視察で藤沢市・会津若松市を訪問。明るい議場、モニターには資料も映しだされる。
 県南部中央に位置し相模湾に接する。湘南地域で最大人口を有する市。人口43万4716人、面積69.56㎢。議員定数36名。議会改革度全国総合60位。

市民との意見交換会「カフェトーク」を実施
 藤沢市議会は平成25年度から議会報告会を実施してきましたが、参加者の偏り、固定化、減少傾向などや、特定の参加者に発言が集中する、市民と議会との対立ムード、苦情が多く建設的議論とならないなど問題、課題が多くあった。専門家のアドバイスを受けて、平成28年度から、「ワールド・カフェ方式」を採用、テーマを設けての意見交換会に変え、すでに5回開催。その結果、幅広い年代層が参加、若い世代、女性の参加者が増えた。参加者の満足度も大幅に向上した。ファシリテーターは専門の大学講師が、各テーブルホストを大学生に依頼。
所感袋井市議会でも「ワールド・カフェ方式」で昨年12月袋井商業高校生徒と、意見交換会を実施。今年2月に袋井高校生徒とも実施を予定。藤沢市の経験、発言しやすいテーマの設定、雰囲気の演出、結果の取りまとめ、結果を提言へ活かす、など大変参考となった。
福島県会津若松市
 議会運営委員会視察で藤沢市・会津若松市を訪問。
 







昭和12年建築の歴史的価値のある庁舎。新築が計画されている。

議会運営委員会視察で藤沢市・会津若松市を訪問。
 







議場も古く重厚で重々しい感じ。

 会津地方に位置する中心都市。江戸時代に会津藩の城下町として栄えた。人口11万9820人、面積382.97㎢。議員定数28名、議会改革度全国総合7位。

議員間討議を精力的に実施
同市では平成19年の改選から正副議長選挙にあたり立候補者による所信表明を実施。それにより議会改革が急速に進展した。議会制度検討委員会に公募の市民委員2名が参加、説明責任を果たすため議員間討議を導入。請願・陳情者に意見陳述の機会を確保。市民との意見交換会を継続して開催。市民の意見から政策立案・提言に結び付けるなど議会活動に精力的に活動している。
所感会津若松市では毎年2回、地区別意見交換会を市内15カ所で実施、議員間の政策討論を行い市長への政策提言をしている。論理的に検討を進めた議員定数や議員報酬の検討報告書、同市の政策サイクルなど参考となる点が多々あった。


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