1月24日開催、建設経済委員会報告

カテゴリー │議会活動

1月24日開催、建設経済委員会報告
 当日の議事は、報告事項4件でした。午前で議事を終了、午後は豊沢工業団地と防潮堤の現場視察を実施、帰庁後に議会報告会のリハーサルを行いました。
◎豊沢工業団地整備事業と袋井市静岡モデル防潮堤整備事業の進捗状況
◇豊沢工業団地整備事業全体計画 
1月24日開催、建設経済委員会報告 1月24日開催、建設経済委員会報告
当初計画通り平成30年7月末に完了、平成30年8月に進出企業に引き渡す予定です。
計画面積は約8㏊、地盤高は標高54m、発生土量は約60万㎥、概算事業費は約22億円です。
◇袋井市静岡モデル防潮堤整備事業の概要
 浅羽海岸の約5.35kmを県の海岸防災林再生事業と連携して整備を行うものです。
 整備延長は約5.35㎞、地盤高は標高12m(市が10mまで、県が残りの2mの盛土・植栽)、整備期間は平成26年2月から概ね15年間です。
豊沢工業団地との連携整備で平成30年6月には整備延長約3.9㎞が完成します。現在の進捗状況は豊沢工業団地の発生土約60万㎥の内、約53万㎥が運搬済み。
更に、進出企業から工場建物基礎の掘削土砂約3.6万㎥を無償提供していただけることになりました。
◎袋井市狭あい道路拡幅整備事業の創設
 建築基準法では、防災上の観点や生活環境の確保のため、幅員が狭い建築基準法第42条第2項に指定された道路(狭あい道路)に面した土地に建物を建てる場合には、道路中心から2mの道路後退を課していて、将来的に4mの道路が確保できるような制度となっています。
 しかし、後退用地の所有権は個人のままのため、適切に維持されず、必要な道路機能が確保されない路線が多く発生、災害時の避難の支障となる懸念があります。
 このため、後退用地の市への寄付を促す制度を新たに創設します。(市内の42条2項道路、路線数:1,086路線、延長:68,919km)
◇事業概要
内容―道路後退用地を寄付する場合、必要な測量の一部を市が行い、市道として適切に管理する。
◇対象地域―市内全域を対象とする。
◇作業区分―〇道路中心線を定めるための測量・境界杭の設置は市が実施。業務費用の上限は50万円。
●申請敷地の測量・境界杭の設置は建築主が実施。
◎樹木植栽ルール策定(中間報告)
◇背景―市内の主要な路線に街路樹が植えられ、道路環境を豊かにし快適な市民生活の一助となっている。半面、植栽後数十年経過し大径化・老齢木となり、倒木の危険性、値上がりによる通行への支障、枝葉の何もにより信号機が見えにくいなど多種多様な阻害要因となっている。
 公園も、整備当初に植えた樹木がそのまま成長し過密になり見通し悪い状態になっている。
◇目的―こうした状況を踏まえ、市として統一的な考えのもと安全な樹木等の維持管理を行うための管理指針を定め、維持管理コストの縮減を行います。
◇計画策定までの流れ
①袋井市の現状
 街路樹 104路線、高木5,261本、低木30,341㎡
 公園  159公園、高木7,366本、低木45,635㎡
②問題点の把握
③具体的な対応方法の検討
モデル路線・公園の試行(平成30年度)
 街路樹―都市計画道路袋井広岡線(方丈から下貫名)
 公園―可睡の杜公園
◎道路愛護活動の支援
◇趣旨―道路除草やごみ拾い等の清掃を含めた愛護活動は、高齢化等の理由により担い手が減少、自治会等による愛護活動の継続が困難となり、景観保全が問題に。
 このため、縁石周りや路肩法面等の除草や清掃等の愛護活動について、新たな道路愛護報奨金制度を創設する。
◇現状―市管理の道路は総延長1,107km、除草や清掃活動は、地域主体のボランティア活動の一環で実施。
 しかし、集落外の草の繁茂、参加者の高齢化、作業に慣れている人の減少、愛護精神の希薄化など要因により継続が困難になってきている。
◇改善対策
①地域が主体性をもって愛護活動を行えるよう支援する。
②道路愛護報奨金制度を創設し、現行予算の中で新たな担い手を確保し、地域の負担軽減を図る。
◇道路愛護報奨金制度の概要
 市が指定した指導の清掃活動を行う地域や企業、ボランティア団体等に、人件費以外の経費相当の報奨金(道路片側で1mあたり20円)を実施延長に応じ交付する。
モデル事業―平成30年度はエコパへの幹線道路で実施。



同じカテゴリー(議会活動)の記事

 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
1月24日開催、建設経済委員会報告
    コメント(0)