病児保育が10月から実施に。

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 2月18日、北部地域議員の勉強会を行いました。今回は、やまなしクリニック院長でひだまり保育園園長である家田貴子さんとコンサルタントの金山真也氏を講師に、10月から実施を予定している病児保育についてお話を伺いました。
 家田さんは浜松医大出身。病院勤務時は女性医師を低く見る差別も経験、家庭より仕事を優先せざるを得ないのが実情。山梨で耳鼻科医院を開業して15年、看護師が認証保育園の閉鎖により仕事が続けられないということがきっかけで隣の空き店舗を活用し保育園を始めた。病児保育は保護者の声を受け、医者である私が始めなければと決意。保育園の改築にあたって取り入れることにし、一歩を踏み出した。
 開設準備している保育園は、月見町地内に移転新築し、定員34名で開設。そのうち病児保育5名定員。病時保育児は小児科受診を条件に預かります。事前登録制で市内保育園と小児科医院の連携が求められる。病児保育は保護者の需要がありながらリスクもあってなかなか実施する園がなく県内でも東部4か所西部2か所しかないとのこと。 
 市内での開設は初めてで、事業主体は市、運営を保育園に委託する形で実施。市は保育士の人件費補助などで支援します。保育料など利用方法の詳しい内容はこれから決定に。いかに認知度を高めるかが課題とのこと。
 家田先生の心意気に心を打たれました。事業が軌道に乗り、女性の育児負担の軽減につながることを願っています。



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