地域医療特別委の視察研修で明石市へ

カテゴリー │議会活動

 2月7日8日、市議会地域医療特別委員会の視察研修で兵庫県明石市、大阪府堺市にある社会医療法人ベルピアノ病院を訪問しました。
明石市要援護者保健医療福祉システムについて 
 
地域医療特別委の視察研修で明石市へ
 明石市は人口約29万人、面積49.25㎢、「子午線のまち」として有名。平成13年の介護保険制度発足の10年も前の在宅介護支援センター開設当時から協議会を設置し、諸団体の連携を取って活動を進めてきた。その歴史もあって医師会や歯科医師会・薬剤師会なども構成員として参加している。地域包括支援センターは医師会と社会福祉協議会が運営する2か所だが、その下には13の中学校区ごとに在宅介護支援センターが設置されており、介護の相談や申請の代行を行っている。またそこが事務局となる地域ごとの協議会では、要援護者の見守りや介護予防教室の開催など活発に活動が取り組まれている。具体的が事案として、いざという時に要援護者の受けている介護サービスやかかりつけの病院などの情報を一覧で見られるようにした「見守り連絡版」の取り組み、要援護者のごみを戸別収集する「ふれあい収集」の取り組みのについてもお話を聞いた。

社会医療法人生長会複合型医療福祉施設ベルアンサンブル
地域医療特別委の視察研修で明石市へ
 
 
 192床の回復期リハビリテーション・医療療養型病院、定員80名の特別養護老人ホーム、65戸のサービス付き高齢者住宅の3つが一緒となった複合医療福祉施設で地域連携・在宅療養支援センターも設けられている。厚生労働省の24年度「在宅医療連携拠点事業」モデル事業にも採択された。平成24年度に開設したばかりの新しい施設で、明るく広いスペースが確保され、利用者に好評とのことだった。大都市の需要と民間のノウハウが相まっての素晴らしい取り組みと感嘆した。
 



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