12月9日開催、市議会建設経済委員会の報告

カテゴリー │議会活動

 12月9日、市議会建設経済委員会を開催。11月定例会の付託議案の審査が行われました。
 審査終了後、8件の報告がありました。
①袋井商工会議所アジア産業交流委員会ベトナム産業交流事業報告書
 10月30日から11月3日まで18名(市職員2名含む)がベトナムを訪問。ベトナム商工会議所と袋井商工会議所が協力協定の覚書を交わしました。
②小笠山山麓開発事業の検討状況と区域の拡大について
 開発面積を昨年提案の約12haから14.3haに拡大。開発の造成費は坪約5万3千円から約4万5千円に下がり、十分に他の工業団地と競争できる価格となったとしていますが、あくまでも民間開発によるとしており、名乗りを上げる事業者が出てくるかは疑問です。
③日本農産工業(株)水産技術センターの開設について
 第一三共(株)袋井研究センターの閉鎖を受け、賃貸していた土地建物を取得し、水産技術センターとして開設することになりました。面積は7301㎡、従業員は10名で平成26年5月稼働予定です。
④「中央新幹線環境影響評価準備書」に関する意見書の提出について
 南アルプス地下を貫くリニア中央新幹線の整備計画で大井川水系の河川流量が減少するとの予測結果が出され、それに対し、大井川水系を利用している大井川右岸土地改良区と関係する4市がそれぞれJR東海に、詳しいメカニズムと対策について説明を求める意見書を提出しました。
⑤(仮称)袋井市営墓地公園の進捗状況について
 設計や用地契約の状況と、墓地公園の名称が「みつかわ夢の丘公園」に決定したとの報告がありました。
⑥袋井市都市計画道路再検証 方針素案について
 都市計画道路は市内に65路線あり、そのうち33路線が再検証の対象路線です。検証結果は存続19路線、変更6路線、廃止9路線となりました。詳しい内容は袋井市のホームページ、パブリックコメント募集をご覧ください。
⑦遠州水道受水費の引き下げについて
 本市の水道事業では営業費用の40%を受水費が占め、経営の改善にはこの軽減が課題でした。遠州水道受水5市町が知事と企業局長に見直しを要望、現行の基本料金33円は変わらず、使用料金12円は平成26年度から11円に引き下げることになりました。これによる本市の軽減額は平成26年度でわずか873万円です。引き続き基本料金の引き下げを強く求めることが必用です。
⑧平成25年度袋井市上水道水需要予測
 本市の人口は平成20年以降はほぼ横ばいで、給水人口も今後は減少傾向となる予測です。1日最大給水量は現在36,000~37,000㎥/日ですが、今後15年間で2,254㎥/日減少する予測です。一人一日平均給水量は現在375ℓ、これが今後15年間でさらに32ℓ、減少する予測です。水需要の減少も水道事業の経営に大きな影響を及ぼします。



同じカテゴリー(議会活動)の記事

 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
12月9日開催、市議会建設経済委員会の報告
    コメント(0)