高知医療センターに視察訪問。

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市議会地域医療・新病院特別委員会高知市を訪問しを、1月17日は総合あんしんセンターを、18日は高知医療センターを視察しました。内容を報告します。
総合あんしんセンター
高知医療センターに視察訪問。
 「保健・医療・防災」ニーズに迅速・的確に対応するため、保健所・消防局及び災害対策本部機能を併せ持ち、医師会等関係団体入居する総合的な拠点施設として統合移転後の病院跡地に整備されました。1階には、市の健康づくり課や保健総務課、地域生活課など市の保健関係が入居。他に休日夜間急患センターが設けられています。2階は保健所が、3階には看護学院が入居、4階は医師会館、5階には指令センターなど消防局が入居、非常時には災害対策本部が設けられるスペースも確保しています。
建物の概要 
 敷地面積10,700㎡、本館は鉄筋コンクリート創り会立て、床面積12,225㎡、免震構造。別館は鉄骨造り2階建て、489㎡
 建設費は45億円。大規模災害に備えて免震構造を採用、電源も2系統から受電しています。また非常用電源、飲料水も確保しています。
 休日夜間急患センターは医師会に委託し、年間9000人余の利用があります。小児急患センターは6000人の利用があります。
高知医療センター
高知医療センターに視察訪問。
 高知県立中央病院と高知市民病院が統合、平成17年3月に開院。診療科32科、ベット数676床、医師は開院時には100名でスタートしたが現在は130人でほぼ充足しているとのこと。全国で始めてPFI事業を導入したが思うような経営成績が上がらず、平成21年度末に解約、平成22年度から企業団直営方式に変更し、平成23年決算で初めて黒字となりました。企業長は現在3代目、県職OBが務めています。経営が改善してきた理由には外来患者数が増えたこと、入院診療単価が上がったことを挙げており、入院日数の短縮が重要と述べられました。建設地は大学のキャンパスに予定されていた所で、周りは緑に囲まれた良い環境ですが高知市街からバスで30分もかかります。建設地の決定までに大変もめたとも聞きました。



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