またしても議員定数削減を協議。

カテゴリー │議会活動

 7月10日、議会運営委員会が開催されました。今年度議会改革特別委員会が設置されており、議会改革についてはそちらで議論をすすめ、定数問題と議員報酬については議運の場で協議を進めることになりました。定数問題の議論は難しくそれだけで時間が必要とするためです。
 袋井市議会は合併時に、そして前回の改選時にとそのたびに削減が行われ現在は定数22です。これは他の自治体と比べ決して多いわけではなく、逆に少ないくらいです。事務局が用意した資料でも、①人口8万から9万人の都市46市の平均は23.5人で最も多い定数は24人でした。②袋井市と人口・産業構造が近い全国の類似団体49市では平均が23.5人、最も多い定数は26人でした。③県内の10万人都市の定数の比較でもほとんど袋井市より多くなっています。
 議会は委員会方式で多くが議論されており、1常任委員会7人以上は最低必要というのが常識となっています。ですから袋井市議会は3常任委員会であり22人ではすでに最低数でこれ以上の削減は議会活動にも支障が出てきます。
 しかし、今回も一部議員が定数を削減し議員報酬アップを、定数削減は議会でできる最大の行革などと主張を繰り返しました。本来、議会で報酬を議論決定できるわけでもなくこうしたものとリンクさせること事態間違いです。議会機能を低下させれば行政のチェック機能を果たせず、行革と相容れません。
 私は広く市民に議会の果たしている役割、必要な定数の根拠を堂々と示し、理解を求める事こそ必要と考えます。
 



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