御前崎市津波避難タワー視察研修

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御前崎市津波避難タワー視察研修
 4月20日、御前崎市が設置した津波避難タワーを自治会関係者とともに見学してきました。同施設は公民館の駐車場用地に設置され、高さ12m(海抜では16m)で、避難スペースは約50㎡、収容人数は100人、最大で400人まで避難できます。階段だけでなくスロープも設けられ災害弱者に配慮されております。階段やスロープ、屋上の床材はグレーチング材を使用していて水を透過し、過重を軽減する構造です。また鉄鋼は溶融亜鉛メッキで仕上げられ長期間錆から守ります。総事業費は3370万円余です。
御前崎市津波避難タワー視察研修
御前崎市津波避難タワー視察研修 
 袋井市が計画している浅羽南幼稚園・あさば保育園周辺の津波避難タワーは保育園と幼稚園の園児全員が避難できるスペースとして200㎡を予定しており、規模はこの4倍となります。高さは出された津波想定が11.4mでありそれをクリアできる高さとなるでしょう。今年7月から工事開始、完成は12月となる計画で地域防災訓練には間に合わせたいとしています。
 しかし、津波避難タワーの建設はやはり費用としては割高でたくさんの人を収容できません。また老朽化でいずれは建て替えも必要となることから避難タワー設置は必要性緊急性の高い場所に限定すべきと思われます。袋井市は大田川掘削残土を活用した命山の建設を計画しています。こちらを早く進めることが重要と考えます。



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