2009年12月23日14:28
昨日は12月議会最終日。全員協議会で4月から実施予定の認証保育所制度の内容が報告されました。袋井市では認可保育園への入所を希望してもはいれない
待機児童数は昨年7月現在60人で県下2番目に多い数でした。現実にはその数倍の潜在的需要があると思われます。袋井市にとって待機児童対策は喫緊の課題です。既存保育園の定員増や愛野地区に幼保園、北地区に新保育園建設準備が進められていますが、早急な解消には程遠い状況です。そこで打ち出されたのが保育ママ制度(すでに実施)と認証保育所制度です。
市内には現在認可外保育施設が12園、270人余が入園しています。この認可外保育施設での保育水準向上と保護者負担の軽減を図るのがこの制度の目的です。
いくつかの認証基準を設け、それをクリアできている施設に運営費補助金と、保育料の補助金を交付します。これから実施への準備がすすめられ、4月から実施される予定となっております。
今、規制緩和の流れで保育所の最低基準が引き下げられようとしております。その中で出てきたのがこの制度で東京都などがすでに実施しています。認可、無認可問わず市として支援は当然ですが、保育環境を整えるうえでは「本来は認可保育施設の拡充を進めるべきで、この制度の実施はあくまで応急の施策であり、これによって公の責任が免れるものではない。」と私は指摘しました。
袋井市でも認証保育所制度実施へ≫
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いくつかの認証基準を設け、それをクリアできている施設に運営費補助金と、保育料の補助金を交付します。これから実施への準備がすすめられ、4月から実施される予定となっております。

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