社会福祉協議会視察研修で逗子市訪問。

カテゴリー │袋井社会福祉協議会

 7月29日、30日と袋井社会福祉協議会の役職員視察研修が行なわれ、神奈川県逗子市社会福祉協議会と藤沢市の湘南ロボケアセンターを視察してきました。私は今年度民生文教委員会副委員長をしており、社協の理事を務めていますが、視察には自治連合会長、民生児童委員などの理事評議員と職員合わせ29名が参加ありました。
社会福祉協議会視察研修で逗子市訪問。社会福祉協議会視察研修で逗子市訪問。
 逗子市は人口60,057人、世帯数24,131世帯、高齢化率30.1%で首都圏のベットタウンとしてまたリゾート地として発展してきました。逗子社協は、平成21年から23年まで厚生労働省のモデル事業「安心生活創造事業」に取り組みました。これは、一人暮らし世帯等への「見守り」「買い物支援」を行なうことにより、住み慣れた地域で、安心・継続して生活できる地域づくりをめざすというもので、平成24年度からは逗子市からの委託事業「地域安心生活サポート事業」として継続・全市域への展開を図っています。
 「お互いさま活動」を行なう見守りネットワークが29自治会にでき、見守りサポーターは現在449名となっています。また、高齢者等の買い物支援を行なう「福祉協力店」は78店舗となっています。取り組みが進んでいる地区の活動紹介もありましたが、これから更に高齢化が進む中で、地域のコミュニティを生かしながら見守り・助け合いが更に重要となってくると思われます。袋井市でも取り組む課題だと認識しました。

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 湘南ロボケアセンター(㈱)は藤沢市のJR東海道線辻堂駅のすぐそばにありました。ここでは、ロボットスーツHALを使ったデイケア事業などを行なっています。ここで使用しているロボットスーツHALは装着する人の意思を感知し立ち座りや歩行動作をアシストする自立動作支援ロボットで先進技術で国の補助を受け開発実証を行なっている段階でまだ保険適用とはなっておりません。こうした医療介護分野の技術進歩に感心するとともに、新しい産業に育てるまでにはまだまだ時間がかかるのではと感じました。

 視察の合間には暑い中でしたが鎌倉大仏,鶴岡八幡宮も参拝でき、久しぶりの鎌倉を楽しむことができました。

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