「彫刻のあるまちづくり」基本計画を策定へ。

カテゴリー │議会活動

 8月8日午後、市議会全員協議会が開かれました。案件は、建設経済委員会の案件として以前に紹介した 、市営墓地公園の整備計画、袋井市中部豪雨災害対策アクションプランの実施状況の報告、そして表題の「彫刻のあるまちづくり」基本計画を策定するとの報告でした。
彫刻のあるまちづくり」基本計画策定について
 旧袋井市で平成3年に開始し、平成7年に策定された「事業基本構想」に沿って年間2基づつ設置をすすめ、合併した平成17年までに16基の作品が公共施設等に設置しました。また、ワールドカップ開催に合わせ「愛野駅周辺アート整備事業」により56基の作品が設置されており、合わせると市内には72基の彫刻やモニュメントが設置されています。
 この間、東京芸大の宮田学長や工藤教授のアドバイスなどを受け、市内有識者による座談会を開催して再検討を進めてきました。そしてこれまでの事業を点検・評価したうえで今後の事業の在り方を基本計画としてまとめ、新たに事業展開を図っていくとの報告がありました。
 計画の目的として「日本一健康文化都市」実現の「心の健康」「まちの健康」施策に位置付ける。子供たちの豊かな感性や創造性を育む。市民の郷土への愛着や誇りを醸成する。観光資源として活用するなどとしています。
 計画の骨子は、「袋井駅から静橋を経て市役所に至る空間を「彫刻のあるまち」の象徴となる彫刻ゾーン
として形成する。そのために新規設置や既存彫刻を移設する。彫刻が未設置の小学校10項に計画的に設置する。主要公共施設に設置を行う。」
などとしており、8月に素案を、11月に最終案を策定するとスケジュールが示されました。
 彫刻のあるまちづくりはまちの景観的価値を高め、子供たちの感性を育むということでは有意義な施策と考えますが、当然整備が必要な教育施設や備品の予算が十分計上されていない現状を考えると、この施策に反対するものではありませんがそれ相当の配慮が必要と考えます。
 
 
 
 



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