市営墓地公園の実施計画

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 7月26日、建設経済委員会が開催されました。
 主な案件は、(仮称)袋井市営墓地公園の整備のための実施設計の内容の報告と袋井市中部豪雨災害アクションプランの実施状況の報告でした。
(仮称)袋井市営墓地公園整備について
 建設場所は三川地区大谷地内の太田川掘削残土の埋立て処分場です。今年から工事を開始し、平成27年度には開園の予定です。
 全体面積は約23.1ha、そのうち約13ヘクタールは周囲の山林です。墓園ゾーン約2.7ヘクタール、和式・芝生・壁型の墓地が合わせて2,305基が25年間をかけ順次整備されます。公益ゾーンは約0.8ha、駐車場・管理棟・納骨堂が整備されます。公園ゾーンは約6.4ha、多目的広場3400㎡、健康広場2400㎡、わんぱく広場2400㎡などが整備されます。
 全体の整備費用は18億9900万円、墓地部が6億7200万円、公園部の事業費は9億5800万円、そのほか進入路整備に2億6900万円かかると積算しています。墓地部の財源は起債充当率100%の公営企業債を予定、使用者からの永代使用料や維持管理費で賄います。公園部の財源には社会資本整備総合交付金で40%、公共事業債等で54%、一般財源6%で賄う計画です。
 墓地1区画当たりの永代使用料は和式墓地が25万円(1.5m×2m)、芝生墓地は26万円(1.5m×2m)、壁型墓地44万円(1m×1.5m)、納骨堂は18万円と建設費から積算しました。
 建設後の維持管理費は和式墓地が年2700円、芝生墓地は年4000円、壁型墓地は年3400円を徴収し賄う計画です。
 前回の基本計画からの主な変更点は多目的広場近くに幼児や高齢者に配慮し16台分の駐車場を設けること(全体では198台に)、芝桜の植栽場所を法面から広場と広場の間に移動、わんぱく広場に設ける遊具を複数のアスレチック遊具から総合遊具に変更する、墓地の整備費用を平準化するため「第1期整備を平成26年に5か年分を整備する」から「平成26年から30年度に分けて整備する」に変更、などです。
袋井市中部豪雨災害対策アクションプランの実施状況について
 プランは平成20年度に、床上浸水被害が複数回発生した蟹田川・沖之川・小笠沢川の3流域を対象に、平成20年度から25年度までの5年間で「平成16年11月洪水と同規模の集中豪雨が発生した際に、床上浸水常習地区に対し、床上浸水被害を概ね解消する」ことを目標に策定されました。今回計画期間が経過したことからその成果と今後の取り組みについて報告がありました。
 蟹田川流域は河川改修や田原地区への排水ポンプの設置により目標を達成、沖之川流域は水田貯留施設の設置、村松西排水路の改修、久能城址南遊水地(H27完成予定)などにより概ね目標達成、小笠沢川流域は、南小・高南小の校庭貯留施設整備や田端東調整池・袋井駅南口地下調整池を整備、しかし高尾放水路が未完成もあって目標未達成、アクションプラン継続となりました。
市は、今後も引き続き県と連携した治水対策事業の推進を図るため、第2次アクションプランの実施について検討をすすめるとしています。



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