2013年02月09日17:48
2001年に発行された菅谷市長の本
2月9日、菅谷昭松本市長の講演会がありました。「放射線被爆から身を守るには、基礎知識とチェルノブイリ事故の最新情報」と題して90分ほど話されました。菅谷氏はもともとは医師で甲状腺疾患が専門です。NGOの派遣でチェルノブイリ原発事故による放射能汚染地域であるベラルーシでの医療支援に従事しました。事故から10年後にはいった現地では低濃度汚染地域であっても子どもたちに甲状腺がんが発生しているほか、免疫機能が低下し疲れやすい風邪を引きやすい集中が続かないなどの影響がでているとのこと。また未熟児や早産・先天性異常など周産期の異常もおおいとのこと。チェルノブイリ事故から26年が経過していても汚染地域には人が住めません。福島の26年先を示していると話され、除染に過度に期待するべきではない。それだけの金があったら子供たちの集団移住を国の責任でするべきだ。政府は、原発の安全神話をふりまく出来ではない。ただちに原発からの撤退を決断し、新しいものは作らない、自然エネルギーにシフトする、節電に取り組むなど生活を見直すことが必要と考えている。また、原発事故による人権侵害、差別、家庭崩壊などへの精神的ケアが必要などと話されました。穏やかな語りの中に真実の重さを感じ、原発事故を身近な問題として受け止め原発撤退への取組みの大切さを再確認させて頂きました。 私は今回、菅谷松本市長の送迎・接待役をつとめ、じかにお話させて頂きました。その誠実な人柄に感銘しました。
菅谷松本市長の講演、心に沁みました。≫
カテゴリー │原発反対運動

2月9日、菅谷昭松本市長の講演会がありました。「放射線被爆から身を守るには、基礎知識とチェルノブイリ事故の最新情報」と題して90分ほど話されました。菅谷氏はもともとは医師で甲状腺疾患が専門です。NGOの派遣でチェルノブイリ原発事故による放射能汚染地域であるベラルーシでの医療支援に従事しました。事故から10年後にはいった現地では低濃度汚染地域であっても子どもたちに甲状腺がんが発生しているほか、免疫機能が低下し疲れやすい風邪を引きやすい集中が続かないなどの影響がでているとのこと。また未熟児や早産・先天性異常など周産期の異常もおおいとのこと。チェルノブイリ事故から26年が経過していても汚染地域には人が住めません。福島の26年先を示していると話され、除染に過度に期待するべきではない。それだけの金があったら子供たちの集団移住を国の責任でするべきだ。政府は、原発の安全神話をふりまく出来ではない。ただちに原発からの撤退を決断し、新しいものは作らない、自然エネルギーにシフトする、節電に取り組むなど生活を見直すことが必要と考えている。また、原発事故による人権侵害、差別、家庭崩壊などへの精神的ケアが必要などと話されました。穏やかな語りの中に真実の重さを感じ、原発事故を身近な問題として受け止め原発撤退への取組みの大切さを再確認させて頂きました。 私は今回、菅谷松本市長の送迎・接待役をつとめ、じかにお話させて頂きました。その誠実な人柄に感銘しました。


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