2011年07月13日06:11
7月12日、森町議会との合同研修会が開催されました。森町とは、一部事務組合でごみ・消防など共同で事業を行なっており関係が深く、森町の議会とは毎年一度合同研修会・交流会を開催しています。
今回の研修のテーマは「議会改革の課題と議会基本条例」で講師は山梨学院大学の江藤俊昭教授でした。今、議会は大変な時期を迎えています。一つには議会の役割を理解していない名古屋大阪など首長主導型を目指す独断的首長の台頭、そして住民の行政改革、財政危機などを理由にした議会への不信・不満など。こうした時期だからこそ議会から議会の役割を理解してもらえるよう議会改革を進め、住民に発信していかなくてはなりません。氏は議会の存在意義は討議と決定であり、提案権は首長にあるが、決定は議会が行なうことで公のものとなると議会の重要性を述べた。また、議会基本条例を制定し、住民に見える議会にしていく必要性を語った。これまでに全国では200を超える議会で議会基本条例が制定されており、県内でも島田や菊川で制定されており、掛川市でも検討の段階にあります。袋井市では議会改革が遅々としてすすみませんが、今年度議会改革研究会が設置され検討が行なわれることになっております。今回の講演が活かされることを期待します。しかし、残念ながら参加した多くの議員、両首長も講演の内容への理解が薄いように受けとめられ、これも現実です。
袋井市森町議会議員研修会。≫
カテゴリー │議会活動

7月12日、森町議会との合同研修会が開催されました。森町とは、一部事務組合でごみ・消防など共同で事業を行なっており関係が深く、森町の議会とは毎年一度合同研修会・交流会を開催しています。
今回の研修のテーマは「議会改革の課題と議会基本条例」で講師は山梨学院大学の江藤俊昭教授でした。今、議会は大変な時期を迎えています。一つには議会の役割を理解していない名古屋大阪など首長主導型を目指す独断的首長の台頭、そして住民の行政改革、財政危機などを理由にした議会への不信・不満など。こうした時期だからこそ議会から議会の役割を理解してもらえるよう議会改革を進め、住民に発信していかなくてはなりません。氏は議会の存在意義は討議と決定であり、提案権は首長にあるが、決定は議会が行なうことで公のものとなると議会の重要性を述べた。また、議会基本条例を制定し、住民に見える議会にしていく必要性を語った。これまでに全国では200を超える議会で議会基本条例が制定されており、県内でも島田や菊川で制定されており、掛川市でも検討の段階にあります。袋井市では議会改革が遅々としてすすみませんが、今年度議会改革研究会が設置され検討が行なわれることになっております。今回の講演が活かされることを期待します。しかし、残念ながら参加した多くの議員、両首長も講演の内容への理解が薄いように受けとめられ、これも現実です。
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