ゴミ袋有料化見直し、その後の袋井市の方針

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ゴミ袋有料化見直し、その後の市の方針
 袋井市は11月5日に開かれた市議会全員協議会で、ごみ減量化対策として今年4月からの実施を目指していた「ごみ処理有料化」を見直し、ごみ袋の料金を据え置く方針を明らかにしました。
 しかし、12月6日開催の市議会建設経済委員会に報告された方針は、「全体目標は2030年までにごみを30%削減する。2022年4月からの有料化は見合わせ、3年間、市民と共に集中的なごみ減量の取り組みを行い、まずは2024年までに15%の昨年を目指す」とし、「結果、3年間で15%のごみ削減が達成された場合は、ごみ処理手数料の有料化は行わない。ただし、15%の削減目標が達成できなかった場合は、ごみ処理手数料の有料化を実施、同時に記名方式も導入する」「減免についてはその時点で検討する」というものです。

ゴミの削減目標
〇全体(家庭系ごみ及び事業系ごみ)
 人口5万人以上の年で最もごみが少ない自治体は本市より30%程度少ない状況であり、本市でも削減は可能であり、30%削減を目標とする。
〇家庭系ごみの削減目標
 家庭系ごみを同様に30%削減した場合、全国で4番目に少ない都市となる。削減可能と判断した。

家庭系ごみの削減計画
◎次の施策により、分別・リサイクルを市民と共に徹底し、3年後の目標15%削減を目指す。
〇紙・布類のリサイクル 
・新聞紙、段ボール、広告、チラシ
⇒PTAの資源回収、民間の回収ステーションへ
・雑紙(汚れた紙以外)のリサイクル
⇒月2回、各自治会の集団回収で新たに改修実施。
・布のリサイクル
⇒民間の「古紙回収ステーション」に依頼する。
〇プラスチック類
 正しい分別補法が分かる動画やチラシによる周知し、可燃ごみに混入されている容器包装プラスチックのリサイクルを推進する。
〇生ごみ
・家庭用生ごみ処理機(コンポストを含む)の普及
⇒補助金を交付し、普及を図る。
・大型生ごみ処理機の共同購入
⇒市が設置し、民間団体に委託、導入実験を行う。
〇草木
⇒市民に八ケ代造園への持ち込みをお願いする。
 木の根等、処理料金が高いもののみ中遠クリーンセンターで処理を行う。自治会の希望により、年2回コンテナを設置し回収する。
〇紙おむつ
⇒掛川市、ユニ・チャームと協力し、リサイクルを目指す。

・・・事業系ごみの削減計画、減量化策は割愛。
※ 目標のハードルは高く、達成には市民意識の向上だけでは難しいと思われます。市による市民が利用しやすいシステムや制度の改善が不可欠と考えます。市民負担増ありき、ペナルティを前提では市民の理解はえられません。



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