農業振興会の視察で、京丸園、とんきい、グリーンフィールドへ。

カテゴリー │農業経営

 2月4日、袋井市農業振興会の先進地視察に参加。浜松市の京丸園株式会社、とんきい、グリーンフィールドを訪問。各経営者からお話を聞きました。
農業振興会の視察で、京丸園、とんきい、グリーンフィールドへ。 
  京丸園は水耕による姫ちんげん・姫ねぎ・みつばなどを栽培しています。ここの特徴は障害者を従業員として受入れるユニバーサル農場を目指し、現在全従業員64人の内24人が障害者です。障害者が働けるように作業工程づくりをすすめ立派に働いていており、給料を払い、経営も黒字となっています。もっと障害者を受け入れれるよう規模拡大を図りたいと代表の鈴木厚志氏は語りました。
農業振興会の視察で、京丸園、とんきい、グリーンフィールドへ。 
 畜産農家が経営するレストラン「とんきい」で、代表の鈴木芳雄氏のお話を聞きました。とんきいでは長男が母豚150頭を共同配合工場でつくった無添加の飼料で飼育し販売・加工。次男が農家レストランを経営しています。地域の仲間と様々な事業を協働で展開。特別栽培米も手がけています。その後自慢の豚肉・お米を使った食事をおいしくいただきました。
農業振興会の視察で、京丸園、とんきい、グリーンフィールドへ。 
 グリーンフィールドは、代表の鈴木氏が脱サラして立ち上げた農業法人で、ブロッコリー・オクラ・玉ねぎを中心に、20ha規模の経営を行っています。7年で5千万円余の売り上げに、将来は1億円規模の売り上げを目指しています。売り上げを上げる方法としては、面積拡大のため遊休農地の開墾をすすめる、販売拡大には市場出荷では利益が上がらないとスーパー等との直接取引を進めています。規模拡大の鍵は人づくりにあると、現在正社員7名、パート19人の年間を通じての常時雇用をしています。農業は絶対必要な産業であり、これからは売り手市場となると語ってくれました。
 それぞれ目指すものは違っても、農業に夢を語り、生産だけでなく販売にも力を入れていくことの重要性を教えていただきました。今回は大変有意義な視察研修となりました。



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