農業経営塾

カテゴリー │農業経営


 11月25日。夜市役所で開催された農業経営塾に参加しました。これは「袋井地域産業イノベーション事業」として市「産学官連携推進協議会」の主催。理工科大の協力を得て実施されています。
 私はこれまでも都合がつけば参加しています。いろんな情報を得る点ではいい取組みだと思っておりますが、参加者が少ないのは残念です。
 今回の講師は(株)アミタ持続可能経済研究所の大石卓史研究員でした。内容は生態系保全型農業の現状と課題を各地の事例を交えてお話いただきました。氏は昨年も滋賀県の「たかしま生きもの田んぼ」の実践紹介をして頂いた人です。
 事例紹介では、宮城県大崎市の「ふゆみずたんぼ米」や「かしまだいシナイムツゴ郷の米」、兵庫県豊岡市の「コウノトリと共生した米作り」新潟県佐渡市の「朱鷺と暮らす郷づくり」など各地の取りくみを。
 最後には、実践のための3つのステップとして、①見つける・はぐくむ。(想い・対象・目標・実行体制)②届ける・伝える。(品質基準・ブランドのラベル・情報発信・交流)③わかち合う・広げる。(仲間・行政・専門家・学校・住民・流通・消費者)、心構えとして、①あるもの②つながり③わかちあい④みえるか⑤ほどほど⑥まなび⑦つづける、とまとめていただきわかりやすいお話でした。
 市内でも様々な資源が眠っているそれをどう発掘できるか。様々な取り組みが行なわれていますがそれをどう結びつけ発展させるか。それは農家の主体となるべきは明らかですが、きっかけ、仕掛け作りに行政などの支援も必要かも。示唆に富んだお話を聞きました。農業経営塾



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