袋井駅に観光案内所を建設。

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12月17日は議会最終日でした。上程議案の採決を行ない議会閉会した後、引き続き全員協議会が開かれました。

全員協議会の報告
 議事は協議事項3件、報告事項8件でした。民生文教委員会の案件を除く3件を報告します。
公共施設白書について(現況調査速報値)
 市は今年度末に「公共施設白書」の公表を予定しています。本年度実施した施設の現況調査の結果(速報値)の報告です。
・市保有の公共建築物の現況 133施設、総延床面積は243,875㎡、市民一人当たり2.80㎡。
・施設分類別 全国的傾向同様に学校教育系施設が全体の約43%を占め、子育て支援施設も全国傾向に比較して多い方。
・地域別保有状況 幼稚園学校、公民館など日常的に利用する施設が地区ごとに均一に配置。
・老朽化の状況 築30年以上経過施設が約半数の52.9%、特に学校教育施設、子育て支援施設、公営住宅の老朽化が進んでいる。
・将来更新費用の試算 更新費用推計額は今後40年間で総額1082.5億円、1年当たりで27.1億円もの費用が必要。過去5年間の年平均額は24.84億円で今後はこの役1.1倍の更新費用が必要と見込まれる。公共建築物にさらに道路や橋梁、上下水道などインフラの更新費用を合わせると、40年間で総額2963.8億円、1年当たり74.1億円もの費用が必要となると推計。
現在の財政見通し 1年あたりの普通建設事業の実施額を40億円~45億円と推計しており、明らかに財源不足となることが推測される。
・マネジメントの方向性 1年当たりの負担額を平準化とともに、施設の総量を削減することは不可避であると考えている。
・今後の取り組み 平成26年度末に白書の公表と公共施設マネジメントの基本方針策定、平成27年度公共施設マネジメント計画策定
平成25年度袋井市の財務諸表について
 国の通知に基づき、財務書類(財務4表)を新地方公会計(基準モデル)で作成し公表するもの。自治体の会計は従来から現金収支に着目した単式勃起を採用しているが、ストックの状況や減価償却や引当金といった概念がない。企業と同様の発生主義の複式簿記の考え方により、一般会計だけでなく特別会計や一部事務組合などを含めた連結ベースの財務諸表の作成公表を国が要求しており、本市は毎年会計事務所に委託し作成しています。(内容は省略)
袋井駅前新観光案内所基本設計について
 今年度は基本設計と実施設計を行い、27年度に整備工事を実施、平成28年4月のオープンを予定しています。
建設予定地は駅北口の東側、JR東海から72㎡を借用します。(建坪率80%)
・木造2階建て、1階フロアーは観光案内機能と市民ギャラリーを、2階フロアーには市観光振興室及び観光協会の事務スペースを配置。
・秋葉線車両「モハ7号」の利活用 復元には高額の費用がかかる見込みで、車両の一部を分断・修理しレイアウトするとしています。
事業費は6260万円。財源の3分の1は県からの補助金1450万円で、残りの95%4310万円を合併特例債、市からの一財は500万円です。





 
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