浜岡原発中電説明会。

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浜岡原発中電説明会。
 5月2日、中電からの申し出により議員・市職員を対象の説明会が午前午後の2回袋井市総合センターを会場に開かれました。中電静岡支店原子力グループ部長杉山氏から「東北地方太平洋沖地震を踏まえた浜岡原子力発電所の対応について」の説明が約1時間半ほどかけ行われました。
 原子力の専門家であり事実に精通していながら事故の影響を小さく小さく見せようとしているように感じました。また、福島の教訓は自然の力は大きく想定を上回ることも予測されていながら充分な対策をとってこなかった不作為、人災とも言えることです。一度事故を起こしてしまえば取り返しがつかないことが現実に起こった以上「世界一危険な原発」といわれている浜岡原発は直ちに停止すべきです。今回は津波対策、非常電源確保の対策を図るとしていますが、浜岡原発は東海地震の震源域の真上にあり対策には限界があります。最悪の事態を想定し直ちに停止しなくてはなりません。原発にたよった電力を早急に自然エネルギーにシフトしていくべきです。できない理由を並べていては何もすすみません。
 今回の事故を受け、原田市長もこれまでの国まかせから積極的に発言していく姿勢に転換。新聞社のアンケートでも浜岡原発の3号機の運転再開、プルサーマルの導入にも明確に反対する考えを明らかにしています。議会も声をあげていくことも必要ですし、国民世論を大きく盛り上げていくことが求められている状況となっているのではないでしょうか。



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この記事へのコメント
原発が止められないのは、浜岡原発で使用した後の「使用済み核燃料」を無害になるまで発熱を抑えるために、長い期間貯蔵プールに入れて電気で冷たい水を作り、送り込んで冷やさなくてはなりません。「所内電力」として、同じ敷地内の原発で発電しなくてはなりません。もし、外部から電気を送るとなると、国民は温暖化防止になっていないことに気が付きます。一度原発を稼働したら、ずっと止められないのです。この使用済み問題をどのように考えれいるのでしょうか?
Posted by 鈴木 淳 at 2011年05月02日 20:28
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