大規模稲作農家と懇談、市農業委員会

みひろ

2009年11月26日 15:07

 25日の農業委員会は、40代から30代の若手の農業者3人を招き、経営の概況と目標、経営でも問題点等を伺いました。袋井市では水稲・小麦・大豆等を組み合わせ大規模な経営をおこなう農家が育っております。そのなかで若手経営者に率直な意見を伺おうと企画されました。大規模に面積を拡大しても労働力の中心は家族労働であり常用雇用は難しいこと、農地の基盤整備の遅れ、農業は地域の協力が不可欠なこと、販売価格の低迷の中で機械の償却が重くなっていること、農政の変化が早く補助金なども先行きが不透明で経営に明るい展望がみえないこと等話されました。そうした厳しい経営環境の中でも農業に誇りを持ち、新しい品種「龍の瞳」の作付け、生協との産直「おふくろ米」の取組みなど、袋井のブランド化に取り組んでいるいるとのこと。こうした若手の意欲をそぐことのない農政の展開、行政の支援を期待したいと思います。 

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