第2回全国メロンサミットin鉾田市
昨年の袋井市開催に引き続き第2回全国メロンサミットを茨城県鉾田市で開催。6月定例会開会日直前という忙しい時期にもかかわらず、議員全員で参加してきました。。
6月4日メロンビジネスサミット 於鉾田市大洋公民館
橋本昌茨城県知事の開会挨拶
「茨城県は生産量3位までの農産物が30品目もある全国有数の農業県。メロン生産は最盛期より3割減退したが日本一を維持している。県で育成したイバラキングをはじめ各産地が食べ頃、糖度を表示するなど価値観を高めるなど切磋琢磨し販売している。」
主催者挨拶 鬼沢保平鉾田市長
「鉾田市はメロン産出額日本一。オール茨城で協力した開催した。メロン栽培は昭和40年ごろから始まった。しかし現在はピーク時の半分ほど。メロンの消費量は全国では3割減だが、連携協力して販路を切り開いていこうと首脳会議で話し合った。
基調講演「メロン市場のこれからの可能性」 亜細亜大学教授 茂木信太郎氏
国内生産上位は、1位茨城、2位北海道、3位熊本、4位山形、5青森、6位静岡の順。世界では1位中国、2位トルコ、3位イラン・・日本は21位。
メロンの消費は1990年と2015年の比較では、金額で26.5%、数量で30.4%に減少しているとのこと3。
産地プレゼンテーション
○「静岡県温室メロン農協の取り組み~ブランド作りから海外輸出まで~」タイやインドネシア市場への輸出の取り組みについて温室組合副組合長二村氏と袋井市農政課職員山本が発表しました。
○茨城県オリジナル品種「イバラキング」開発秘話~その可能性とみらい~」
10年以上の歳月をかけ、約4万個体の中から選び抜いた母親メロンと400通り以上の掛け合わせを経て育成した品種。大玉で香りがよく日持ちもと、育成のねらいと育種過程の苦労話がありました。
メロン産地共同宣言 「毎月6日をメロンの日に制定」
毎月6日をメロンの日に設定、認定をうけました。共にPRしていくなどの共同宣言を発表。次回開催地は、山形県鶴岡市に決定しました。
5日、メロンイベントサミット 於 鉾田総合公園
体育館の中では、各産地のメロンの食べ比べや各産地のメロンの販売が行われました。入場制限ができるほどの盛況に。(写真はクラウンメロンの出展ブース)
屋外多目的スペースではステージイベントや、飲食・物販のブースが並び、メロンパンや生ジュースなどを求め長い行列ができました。
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