袋井市年賀交歓会
1月5日、袋井市年賀交歓会が開かれました。
原田袋井市長は年頭の挨拶で国政と抱えている課題は一緒だが、袋井らしさを前面に出して取り組んで生きたいと今年の抱負を述べました。
「少子高齢化への対応、財政危機、新たな産業の育成などの課題に対し、袋井市は地震対策では津波対策にいち早く取り組み、ふるさと防災基金を設けた。医療では中東遠総合医療センターが2年目に入り順調な運営となってきた。聖隷袋井市民病院もいずれ150床となり後方支援病院として市民が安心してかかれる病院となる。さらに、今年5月には総合健康センターがオープンし、保健医療介護サービスが一元化され、高齢化への対応の方向性が見えてきた。企業誘致では、山科東工業団地も完売し、新たな土地の確保をすすめていく。袋井市は出生率も高く若い人が多いまちで、労働力確保に問題はない。体育館や消署防庁舎など公共施設整備も計画的にすすめていく。
国は地方創生を打ち出しているが前からの地域活性化、地方分権化などとどう違うのか。自治体の存立のためではなく、特色を出して一歩を踏み出さなくてはならない。その一つの例として、市役所周辺を中心核として、警察署、郵便局などの建物の色調を揃えるようなことも進めてきた。遠州三山もそれぞれ集客に動き出している。駅周辺を便利で魅力ある空間としていくことも必要。ICTや文化的特色を出して袋井らしさを打ち出して生きたい。ベースは行政で作るが、民間の皆様の協力もいただきたい。」こんなお話でした。
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