2014年04月26日 11:42
4月24日、袋井市議会建設経済委員会が開催されました。議題は報告事項2件でした。
①門前整備基本構想策定スケジュールについて
袋井市は「袋井市観光基本計画」を平成23年度に策定、ふくろい観光ルネッサンス事業と銘打ち各種事業に取り組んでいます。その一つの事業として本市の主要観光拠点である遠州三山の門前の活性化を図りより多くの集客に結びつけるため「ほっとな町並み景観創出事業」に取り組んでいます。24年度から取り組みを始め、26年度はワークショップの実施、基本構想を策定し、27年度以降に実施設計・整備工事に取り掛かる予定です。
②平成25年度学校給食における地産地消の取り組みについて
学校給食に地元産野菜の一層の活用を図るため、所管を農政課から教育企画課おいしい給食推進室を新設し移しました。主要10品目の重量ベースでの地産地消率は平成24年度が13.8%、平成25年度は平成26年3月末現在27.2%と目標の15%を大きく上回っています。26年度は更に前進させるため、「コーディネート業務」に加え、生産者グループの育成、JA遠州中央との連携などシステムの改良、構築を進めます。
委員会終了後、工事が進められている袋井駅南北自由通路新設及び橋上駅舎化事業の現場見学会を行ないました。すでに鉄骨の骨組みがほとんど完成し、これから外壁、内装工事に移っていきます。直近で見てその大きさをあらためて感じました。完成後の維持管理は市の仕事となり、維持管理費は年間2000万円以上もかかる予測です。こんな立派な施設を作って利用が増えなければ何のために造ったのかとなってしまいます。
工事は旧跨線橋の撤去等もあり27年度までかかりますが、供用開始は今年秋の予定です。工事が遅れているとのことで、いまだ正確な供用開始予定日は示されていません。秋には市内各所でイベントが数多く実施されます。早期に予定日を決め、準備をすすめる必要があります。