宮川泰夫元NHKアナウンサーが講演。

みひろ

2013年02月17日 11:40

 2月16日、第8回袋井市社会福祉大会が中央公民館で開催され出席しました。最初に社会福祉に貢献された方々への表彰、共同募金に協力いただいた団体への感謝状が贈呈、大会宣言が確認されました。

 その後、記念講演が行われました。今回の講師は元HNKアナウンサーの宮川泰夫氏でした。『~「のど自慢」12年の旅から~であい ふれあい ひびきあい』と題してのど自慢の番組を通しての人間ドラマを語ってくれました。 氏はそれまで朝の看板番組のニュースキャスターを務めていたが配置換えで「のど自慢」の担当となった。当初はなぜとの気持ちがあったが、歌を通じてその後ろに隠された人間ドラマの多くと接するうちに歌えの見方が変わった。「たかが歌からされど歌に、そして歌は心の栄養でなくてはならないものと、世界ニュースは情報で通り過ぎるもの、のど自慢は地域に根ざした番組で暮らしの原点がある。のど自慢は参加者が作る番組で私はそのお手伝いどころか参加者から幸せを分けてもらっていただけではないか。」というように。12年間600ヶ所を訪ね、週の半分は旅の生活を続けてきた宮川さん。福祉も感謝の心をもらう自分のための取組みではないかと結びました。起承転結がはっきりとした大変いい講演でした。

 三川地区の鈴木恵一さんに表彰状が、三川小の代表には共同募金感謝状が贈呈されました。

関連記事