農業シュミレーション講座、小出宗昭氏の講演を聞く。
11月22日、
袋井農業振興会主催による農業シュミレーション講座が開かれました。で
「農業の成功法に学ぶ経営の手腕」と題して小出宗昭氏の講演がありました。
講師の小出氏は、元静岡銀行行員、現在は富士市の産業支援センターのセンター長をしています。総務省の地域活性化伝道師、県の6次産業化アドバイザーを務めています。 講演ではこれまで氏が係わってきた農家の成功例を紹介しながら、その
成功の要因についてお話されました。まずは、自分の売りはどこかの
「気づき」、それをいかに知ってもらうかの戦略、
「売り込み」(ターゲットを明確に
)「広告宣伝」(ネットの活用など金をかけず、自らの努力で)、
差別化、ネーミング、情報発信の重要さを述べました。なりより重要なのはやる気・チャレンジ精神で
「金を使うより知恵を使え」と熱く語られました。県や市などの行政機関の指導や講座の受講、他業種との交流・連携などネットワークを広げることも大切とのこと。
農業6次産業化、経営改善に興味のある方は今月26日には成功した農業者も交えてパネルディスカッションも行われます。12月3日には、メロープラザで同じく小出氏を迎えて「地域文化創造シンポジウム」が開催されます。こちらへも足を運ばれたらいかがでしょうか。
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