防災特別委で岩沼市・浦安市を視察。
市議会防災特別委員会は、8月3日宮城県岩沼市、4日千葉県浦安市の現地視察を行いました。
岩沼市は、仙台空港のある市で、震災時の津波被害の映像が何度も流され記憶に残っているかと思います。袋井市の浅羽海岸と似たほぼ直線の海岸線とそれにつづく平坦な土地に農地が広がっているといった景観でありました。しかし、それがあの津波で100メートル余の幅であった海岸線の保安林の松が根こそぎ倒され、浸水地域は市域の48%にも及びました。住居の被害は4575棟の及び、死者は195名にものぼりました。
なぎ倒された松林
応急復旧工事がすすむ防潮提
地盤沈下した水田
浦安市はディズニーランドで有名ですが、埋立地が旧市域の3倍にものぼり今回の地震で液状化による被害が多数発生しています。建物と周りに段差ができる、道路や歩道が波を打つ、下水道のマンホールが浮き出るなど。袋井市でも市域の大部分が液状化危険地域、対策は難しく、マップの作成ぐらいしかないかも。
路盤が下がり浮出たマンホール
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