介護支援ボランティア制度を創設。
本日、市議会
民生福祉委員会が開催され、来年度から実施予定の
「介護支援ボランティア制度」の報告がありました
。この制度は東京都稲城市が平成18年から構造改革特区の取組みとして始められ、その後広がっていった制度です。県内での実施は袋井市が最初になるとのことです。
制度の概要は、①ボランティア登録し、活動保険に加入する。②ボランティア手帳の交付を受け、指定された介護施設の情報を得る。③指定された介護施設でボランティア活動を行い、ポイント(スタンプ印)をもらう。④翌年に1年分のポイントの換金申請を行う。というもので、
対象者は65歳以上の元気な高齢者、窓口事務は社会福祉協議会に委託されます。稲城市では300人余の登録があり、高齢者の生きがい対策、社会参加貢献として効果があがっているとのことです。仕事の内容はシーツの交換や、食事の世話、洗濯物のかたずけ、散歩などが考えられます。制度のPRとともに、実施に向け制度の趣旨について関係者の正しい理解が必要と思われます。
地味なものですが、こうしたものから市民の参加、共同、共助といった社会みんなでささえる介護につながればと思います。
関連記事